愛犬の毛でセーターが編めるって知っていましたか?
平塚市南金目にある『エディのドッグランド』のマーガレット・木畑さんがこの春から『つむぎ工房』を始めました。
以前、木畑さんは「羊からどうやってセーターができるんだろう?」と疑問を持ち工房へ習いに通いました。羊の毛は毛糸になるまで、一人の人が全ての行程を行う楽しみがあります。原毛をカード(毛の向きを整える作業)して、糸車で紡ぎ、出来上がった毛糸で帽子やマフラーを編むなど、各工程がみな興味深くワクワクするものでした。
数年前にある愛犬家がラブラドールの抜け毛で、セーターを編んでとても良かったという記事を読んだそうです。そんなことが出来るのと驚いたそうですが、羊の毛も犬の毛も同じだろうから、以前の経験を活かし犬の毛で作ってみようと始めました。
まずは毛を集めるところからです。毛足の長い犬種だけではなく柴犬、ラブラドールなど毛の長さが5cmもあれば紡ぐことができます。ブラッシングの時や生え変わりの時期がチャンスです。例えば愛犬が首の辺りを掻いた時に抜けた毛を紡いでみると、長さや量にもよりますが約15〜17cmの毛糸に仕上がりました。

(上・白:柴犬の雑種、下・黒:甲斐犬)
毛を紡ぐのも簡単!大きな工具を使わなくても『スピンドル』を使い手で紡ぐことができます。わざわざ購入しなくても、割箸と段ボールを丸くカットした物を組み合わせれば、手作りのスピンドルができます。
毛糸の作り方は、抜け毛をハンドカーダーでこすり合わせほぐします。次にそれを軽くロールし、スピンドルで紡ぎます。一見難しそうですが意外と簡単!スピンドルを時計周りに回している間に毛を伸ばすと自然に撚れていきます。原始的な紡ぐ作業。このままでは細すぎることもあるので、2本をさらに撚って紡いでいくと愛犬の毛糸の出来上がり!

(左上「原毛」→左下ハンドカーダーでほぐす→右上ほぐした毛→手作りスピンドルで紡いだところ)
「飼い主さんが愛犬と生活する中の、一つの楽しみになれば良いなと思ったんです」。夏は愛犬の毛が抜けるので、今のうちに集めておいて涼しくなったら紡いで作品にする予定だそうです。楽しみですね!
ブラッシングした時にでる毛も捨てればゴミですが、別の形で生まれ変わることもできます。集める時の注意!抜け毛を丸めないで下さい。絡まってほぐす作業に手間がかかります。いきなりセーターを編まなくても、愛犬の毛でぬいぐるみやストラップ、ミサンガなどアイデア次第でいろいろできそうですね。
取材協力/エディのドッグランド
0463-59-3040
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