みなさんは「スポーツ吹矢」をご存知ですか?これは吹矢をスポーツとして楽しむもので、健康にも良く、年齢を問わず静かなブームとして人気を得ています。編集部でこの噂を聞きつけ、「これはおもしろそう!」「私も行きたい!」「僕もやってみたい!」と、好奇心旺盛な3人でさっそく取材に伺いました。
今回取材に協力して頂いたのは、社会法人日本スポーツ吹矢の湘南二宮支部のみなさんです。「パスン、パスン」と、勢いよく矢が的に刺さる音を聞きながら、支部長であり公認指導員の市川さんにその魅力を教えて頂きました。
スポーツ吹矢は健康を目的としたスポーツで、その源は腹式呼吸が自然と身に付く「スポーツ吹矢式呼吸法」にあるのだそうです。その「スポーツ吹矢式呼吸法」を最大限に行う為の動作が吹矢の基本動作に取り入れられているとのこと。さっそくその基本動作に基づき、スポーツ吹矢を体験させて頂く事に。
〜狙うはど真ん中〜
ルールは簡単。五本の矢を吹き、その合計点を競うというもの。的までの距離は6m、7m、8m、9m、10mと設定されていて、実力に応じて距離を選べます。初心者の記者は6mでチャレンジ!得点は的の中央から白い円内が7点、赤い円内が5点、白い円内が3点、外枠の黒い円内が1点。矢が五本とも最小の円内に当たれば35点でパーフェクトです。
まず始めに的に向かって礼。これは『礼に始まり礼に終わる』という、武道の考えに基づいています。次に足を肩幅に開き、矢を筒に入れます。そして両腕を高く上げながら鼻から息を吸いこみ、2秒間息を止め、筒をゆっくりと下げながらお腹に貯めた息を全て吐ききります。その後もう一度鼻から息を吸い、筒を的に向けます。意識を集中して、狙いを定めて一気に吹く!たしかな手ごたえ(吹きごたえ?)と共に筒から放たれた矢は見事に的中!やった!これはおもしろい。吹いたあと、息を整え次の矢を筒に込めます。これが基本動作の一連の流れです。「息を吸う時に肩が動いてますね。それだと胸を使っている証拠なので、もっとお腹で呼吸する事を意識してください」と、市川さん。意識をしないとなかなか難しいですが、ゆっくりと一連の動作を繰り返して腹式呼吸に慣れてくると、身体が暖かくなってきて、徐々に雑念が取り除かれてゆくのを感じます。先輩記者のヤジにも惑わされない集中力を手に入れた2本目、狙いを定め思い切り吹くと、矢は中心の円内へ命中!ギャラリーの皆様からも声援を頂き、調子に乗る記者。腹式呼吸の力を実感しました。いい調子で5本を終えると、的に向かって礼。
「血液が全身の隅々まで行き渡るので細胞が活性化するんですよ。腹筋も鍛えられて集中力も上がります。20本吹くと大体5キロのウォーキングに相当する運動量になるんですよ」と、市川さんがおっしゃる通り、身体がほどよく暖まり、心地よい爽快感を味わう事が出来ました。会員のみなさんを見てみると、ごく自然にお腹で呼吸をしていて姿勢がとてもきれい。ゆったりとご自分のペースで楽しんでいる姿が印象的です。
会員の皆様にスポーツ吹矢の魅力を伺うと「腰痛がひどくて他のスポーツは出来ませんが、スポーツ吹矢は負担も少ないので安心して楽しめます」「おなかのポッコリが解消されるので、美容にもいいんですよ」「子どもから大人まで安全に楽しめる」と、みなさん笑顔で応えて下さいました。
武道の精神を受け継ぎ、楽しく、健康になれるスポーツ吹矢。湘南市二宮支部では随時会員を募集中なので、興味のある方はぜひとも体験をしてみてはいかがでしょうか?(記/シミズ)
■お問合せ/
日本スポーツ吹矢協会 湘南二宮支部
支部長:市川
0463(72)1753
■練習場所/つぐみのおかコモンズ